StepUp♪薬剤師転職

2017年03月27日

公務員として勤務する薬剤師の募集

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薬剤師は、薬の専門家として病院や調剤薬局で患者への服薬指導を行うことが主な仕事です。一方で、公務員として募集されることもあります。薬剤の専門家としてのキャリアを積むのではなく、国家公務員などの一員として薬事行政に携わることになります。薬に関する法令として薬事法がありますが、薬の管理法案などの草案の策定などに取り組むことになります。地方自治体が設置している病院もありますので、そこで薬剤師として勤務することもありますし、環境衛生評価や食品安全検査といった仕事を行ったりもします。

また、行政的な仕事としては、地域の調剤薬局やドラッグストアに対して、新規開設の許可を出す薬事衛生業務があります。さらに、上下水道や大衆浴場、プールなどの水に関する公的機関や、旅館やホテルなどの宿泊施設、理容室などのサービス業の新規開設許可、立入検査などの環境衛生チェックを行います。メジャーな業務では、飲食店に対する新規開設許可、立ち入り検査、食中毒に関する業務があります。公務員の一員ですので、転勤もありますし、薬剤に関するキャリアを積むことが難しいですが、安定性があります。

定期昇給もありますので、長く働けば働くほど年収は上がっていきます。産休育休制度などの福利厚生も充実していますし、住宅手当や扶養手当、さらには年金、退職金も揃っていますので、仕事として申し分ありません。薬剤師枠で採用されますので、狭き門ではありますが、資格がないとなれませんので、一考に値します。