2016年12月14日
薬剤師になるために〜薬科大学への入学が第一歩
薬剤師とは国家資格であり、国家試験に合格しなければなりません。国家試験を受けるためには、所定の薬学などに対する勉学を修める必要があります。日本では薬科大学でこうした勉学を修めることが可能ですから、つまりは薬科大学へ入学することが、資格を取得するための第一歩であると言えます。国家試験に合格することは言うまでもなく、そのための第一歩である薬科大学への入試も、非常に高いレベルの学力が要求されます。
薬剤師とは、薬剤についての知識は勿論のこと、それらがどのように人体に影響を及ぼすかと言う知識も有していなければなりません。つまり、薬と言う化学的なものに対しての知識と、人体と言う生物学的なものに対しての知識、両方が必要だと言うことです。薬科大学の入試試験に採用される科目は、大学により若干、違いはありますが、こうしたことからもまず化学、生物両方、またはどちらかは必須としている学校がほとんどです。
また英語、数学を必須受験科目としている学校も多く、理系科目が受験科目の中心と言えます。理系科目が苦手ない人、文系科目が好きであり得意な人は、なかなか苦しいなと思われるかもしれませんが、諦める必要はありません。多くの大学では、高校時代の成績などのデータを、科目試験の結果と共に合否の判断とする推薦入試を採用していますから、薬剤師になりたいと言う方は、こうした入試にチャレンジされても良いです。